AudioPlayerを使っての音を鳴らしてみた

AudioPlayerを使って「笛」の音を鳴らしてみたので調べたことをメモ。
肝心の笛（ホイッスル）の音声をどう作ったかはそのうち書きます。

ざっくりとできること
今回試したコード

今回使うAudioPlayerはAVFoundationというフレームワークに入っています。
（上の画像で赤い所にあたります。）
音楽再生のプログラミングはC言語で書かなければいけないものが多くて、コードが複雑になりがちです。
「AVAudioPlayer」はそんなオーディオ再生を「Objective-C」で扱えるようにしたクラスです。

Appleの「Multimedia Programing Guide」を読んだら、
ステレオ再生とか正確な同期、ネットからストリーム再生をしないなら、
これ使ったらいいよ的な内容の文がありました。

If your application does not require stereo positioning or precise synchronization, and if you are not playing audio captured from a network stream, Apple recommends that you use this class for playback.

ざっくりとできること

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・持続時間を指定した再生

・ファイルまたはメモリバッファからの音声の再生

・音楽のループ

・複数の音声の同時再生（正確な同期でなくてよければ）

・相対的な音声の再生レベルのコントロール

・音声ファイル内の指定位置へのシーク、早送りや巻き戻しとか

・オーディオレベルのメータリングに使えるオーディオパワーの取得

なにはなくとも早速準備してみます。
まず以下の画像のように音源ファイルをiTuensから適当に取り出して、
プロジェクトにドロップします。

次にボタンを一つおいて「Action」をつなげます。（.mファイルにつなげています）
（参考:OutletとActionの作成）

今回試したコード

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簡単に試すために全部.mファイルの中に突っ込んでます。
動かすためにはAVFoundationフレームワークを追加しないとだめです。
（参考:フレームワークを追加する。）

#import "WhistleViewController.h"
//フレームワークのインポート文
#import <AVFoundation/AVFoundation.h>

@interface WhistleViewController ()
{
    AVAudioPlayer *player;
}
@property (nonatomic, retain) AVAudioPlayer *player;
- (IBAction)playWhistle:(id)sender;
@end


@implementation WhistleViewController
@synthesize player;

- (void)viewDidLoad
{
    [super viewDidLoad];
    NSString *soundFilePath =
    [[NSBundle mainBundle] pathForResource: @"whistle1"
                                    ofType: @"mp3"];
    
    NSURL *fileURL = 
    [[NSURL alloc] initFileURLWithPath: soundFilePath];
    
    AVAudioPlayer *newPlayer =
    [[AVAudioPlayer alloc] initWithContentsOfURL: fileURL
                                           error: nil];    
    self.player = newPlayer;
    
    [player prepareToPlay];
}

//笛をならすボタン
- (IBAction)playWhistle:(id)sender{
   [player play];
}