Macで複数のファイルから文字列を検索する。(grep)
Macでサクラエディタや秀丸のようにgrep機能を使って、
複数のファイルからキーワードを検索できないかなぁと思っていましたが、
TextWranglerというフリーのエディタアプリで簡単にできたのでご紹介です。
ちなみにgrepとは、どこのファイルの何行目に目当てのキーワードがあるか分かり、
そのファイルへのリンク等も表示してくれる、とても便利な機能です。
詳しくは以下を参考にして下さい。（はてなキーワード引用）
grepとは複数のファイルから検索する。
TextWranglerではshift＋ ⌘＋ Fで複数のファイルからキーワードを検索できます。どうやらこれをマルチファイルサーチと呼ぶようです。
英語なのでちょっと取っ付きにくいですが手順としては以下の通りです。
1.「Other」で検索するフォルダを指定する
2.「Options」で検索オプションを設定する（必要な場合）
3.「Save Set」で検索セットを保存できる（その検索条件を次も使いたい場合）
ちなみにここでは「TextWrangler」という文字列を検索しています。
2の「Options」を選ぶと以下の様なウインドウがでてきます。
ここでは検索の細かなオプションが設定できて、
.ではじまる不過視ファイルや圧縮したファイル内も検索することができます。
※zip等の圧縮ファイル内の検索はTextWrangler4.0から対応していて、
圧縮されたファイル内のテキストの編集はBBEditで対応しているようです。
検索が終了すると、こんな画面がでます。
ここで「どのファイルの」「何行目に」キーワードがあるかが表示されます。
TextWranglerには他にも２つのファイルの差分を表示する等の便利な機能があります。
Menuから「Search」> 「Find Differences」を選択し、
比較したいファイルを「New」「Old」それぞれ選択します。
比較後は、差分が行毎に表示されます。
「Apply」を選択することで、指定した行の状態を比較中のファイルにマージする事ができます。
無料なのに色々できてすごいですね、また面白い機能があれば追記しようと思います。
TextWranglerのダウンロードはこちらから↓
より高機能なBBEditのダウンロードはこちらから↓
動作環境
TextWranglerの現時点での最新バージョンは4.0です。
Mac OS X 10.6以降（10.6.8、または10.7.3以降が推奨です。）が必要です。
Mac OS 9またはそれ以前のバージョンでは動作しません。
[参考サイト]
TextWrangler UsersManual
