iPhoneシミュレータの利用

iPhoneシミュレータの起動

作成したiOSアプリケーションを実行する為に使います。
ショートカットキーはcommand + 「R」です。


以下メニューバーの項目です。

iOSシミュレータ

・コンテンツと設定をリセット
シミュレータを初期化します。アプリをインストールしすぎたり、
一度初期状態にしたいと思ったらこれで全て削除します。

iOSシミュレータを終了(⌘Q)



ファイル

スクリーンショットを保存
以下パスに保存されます。

/Users/ユーザー名/Library/Application Support/iPhone Simulator/ビルド時のiOSのバージョン/
Applications/<>/Library/Caches/Snapshots/アプリのbundleID

AppStore申請の為にスクリーンショットを撮影するには、
指定したサイズで正確に撮影できるiOS-Simulator Cropperの方が便利です。
Macのスクリーンキャプチャ機能を使うことでも代用できますが結構手間がかかるのでおすすめしません。
⌘ + Shift + 4 を押したあと、spaceを押すとカメラアイコンがでる。
撮影するとpng形式で画像がデスクトップに作成される。



ハードウェア

・デバイス
iPhoneiPadiPhoneRetinaディスプレイ)の3種類がある。
ちなみにiOS3.2以降対応のUIBezierPathを利用して線を書いたときの比較。
   気持ち線がはっきりする

時計回りにデバイスを回転(⌘ + 方向キー)

デバッグ

・スローアニメーションを切り替える
アニメーションをスローにする。
画面遷移をするテンプレートで試すと良いかも


ブレンドレイヤー
グラフィック描画時に背景とブレンド処理が行われている場所が赤い色で表示されます。
緑色の所は、ブレンド処理されていない所です。
画像を不透明にし、赤い所をできるだけ減らすと描画時の効率が良くなります。



・位置
シミュレータで位置情報利用時のデフォルト位置を設定可能
位置情報をカスタマイズで以下の様に入力すると、
  東京がデフォルト位置になる。

位置 > FreeWay Driveを選択すると、
サンフランシスコ周辺でドライブしている様に現在位置が動く



ウインドウ

 ・表示サイズ
 Retinaディスプレイのシミュレータで確認する時に50%にしておく等

 ・常に最前面に表示
 デバッグ時は良く使うのでこれはチェックしておく


その他の基本操作

アプリ内でSafariを起動してGoogleMap等を使ってみると、
シミュレータの基本操作が分かりやすいです。
・cmd + shift + H (ホームボタン押下)
・ダブルタップ(拡大)
・スクロール、1本の指はクリックしたまま、もう1本の指で動かす
・ピンチイン、アウト(optionを押しながら、スクロールと同じ動作)
・Mapアプリ、もしくはGoogleMap上でoption+タップ(縮小)
・マルチタッチは2本指まで


日本語設定

  ・ホームにあるアプリ、Settingsから以下の順序で利用言語を変更する。
  Settings > General > International > Language > 日本語
 

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