縦書きエンジン『nehan』をXcodeで動かすところまでやってみる

◉『nehan』をiOSに組み込むところまで試して見ました。

まずは『nehan』をダウンロード。
nehan2-1.22.zipで試しました。

https://code.google.com/p/nehan/

なにが必要なのか不明なので、
nehan2-latestというフォルダ毎、全てプロジェクトに投入

Copy items into destination group's folderにチェックをします。


デフォルトではjavascriptのファイルもコンパイルされてしまうので、
TARGETS > Build Phases > Compile Sourcesからjsのファイルを選択し、
ーボタンで取り除きます。


次にバンドルリソースにjsファイルをコピーします。
TARGETS > Build Phases > Copy Bundle Resourcesの+ボタンを押して、

必要なjsファイルを追加します。

必要な準備は完了です。

次にコードを作成します。

NehanAppViewController.hファイルに以下のように書きます。

#import

@interface NehanAppViewController : UIViewController
{
UIWebView *mywebview;

}
@end


NehanAppViewController.mファイルの
viewDidLoad内に以下のように書きます。

  • (void)viewDidLoad

{
[super viewDidLoad];

//ステータスバーを除いた領域を取得
CGRect winFrame = [[UIScreen mainScreen] applicationFrame];
CGSize winSize = winFrame.size;

//webViewを初期化し指定したサイトを表示
mywebview = [[UIWebView alloc] init];
//画面幅でwebviewを作成
mywebview.frame = CGRectMake(0, 0, winSize.width, winSize.height);
[self.view addSubview:mywebview];
//リソース内のhtmlファイルを読み込み
NSString *path = [[NSBundle mainBundle] pathForResource:@"magazine" ofType:@"html"];
[mywebview loadRequest:[NSURLRequest requestWithURL:[NSURL fileURLWithPath:path]]];
mywebview.scalesPageToFit = YES;
}


これでとりあえずはサンプルのhtmlが表示できるところまでいきました。

『nehan』の作者様に感謝です。




◉参考サイト



『nehan』の開発者様のブログ
http://tategakibunko.blog83.fc2.com/blog-entry-411.html



◉これから参考にするかもなサイト様

『UIwebviewで選択した文字列を取得する』
http://d.hatena.ne.jp/rabbit-man/20100320/1269070961

『UIWebViewで表示しているサイトで長押しをやめたい』
http://i.studio23c.com/?p=362

GoogleBook: UIWebViewTappingDelegate
http://bit.ly/qCuCRm

JavaScriptでUIWebViewを制御する』
http://www.milkstand.net/fsgarage/archives/001534.html